買取も活発なホビー、プラモ製作のイロハ

プラモ製作

生涯で初のプラモデル作りはワクワクとドキドキが止まりません。

手にするだけで男の子が小躍り疎しそうなプラモデルは、小学生になったら学校で 習うわけでもないのにいつの間にか遊び方を覚えているホビーで、熟練度によって 完成品に大きな差が現れるので取り組みがいのある玩具です。 上手に作成出来れば高価で買取してもらえるので、趣味の域を出てやりこむ玄人 も多くこれまでに多数の技術も確立されてきました。 なので取り扱い説明書を読んでそのまま製作するのではなく、もっと高等な テクニックを駆使してプラモ作りをしたほうが惚れ惚れするような作品を創造 する近道になりますし、先人達の培ってきた技を知ることは有益です。 ですがいきなりプロモデラーと同じことをやるのは無理でしょうし、なにより ホビーなので楽しんで取り組むことも大切です。 そこでこのサイトではとりあえずプラモデルつくりの基本から一歩進んだ位の事を 解説していこうかと思います。 対象年齢はそこまで高くないですが、箱から取り出してそのまま適当に組んでいく レベルは越えた人が読んでいただければ参考になるでしょう。 まず新品のプラモデルを購入することからスタートしますが、どこで売っているか 知らない人はいないでしょうが念のため解説しますと、オモチャ屋さんに行けば 数百個のプラモデルが販売されています。 またホビーを扱っているリサイクルショップでも未開封で新品同様の品がいくつか 見つかるでしょうから、こちらで探すのもありかと思います。 いちおう今でも製造されていて流通量が多いプラモデルならおもちゃ屋さんで、 製造中止されてしまった古い物やレアな物はプラモデル専門店かリサイクルショップ で探すのがいいかと思いますが、それでも探し物が見つからなければネットの オークションに出品されるのを待つことになります。 見事ゲットできたらワクワクしながら開封しますが、テーブルの上や部屋の中に 中身を展開させながら内容物をチェックしていきます。 説明書に記載されているパーツが全てあるか、不良品ではないかを調べて、完全 な状態であることを確認しましょう。 この時点で何かが不足していたり一部が破損していたら、これから製作するプラモ が完成することはないのかもしれません。 スーパーカーのプラモなのにタイヤが3つしかない、ロボットのプラモデルなのに 武器のパーツが壊れている、そんな品ではやる気もそがれてしまうし出来上がった ところで飾ったり眺めたりしても哀しい気分にさせられるだけです。 なので最初にやることは内容物の確認で、初期不良が発見されたら速やかに交換 の手配をしないと先には進めません。 購入したショップに在庫があればすぐに取り替えてくれることもありますが、 場合によっては製造メーカーに連絡して取り寄せることにもなるので、すぐにでも 組み立てたい気持ちを抑えて急いで交換を実現させましょう。 こんなイレギュラーなケースはそう滅多にないのでしょうが、たまに1つ2つの パーツが抜け落ちていた、という話はありますし用心に越したことはありません。 パソコンだってたまには動作が安定しない不良品もありますし、ホビーの世界も 全ての商品が正規の機能を有したまま出荷されているとは限りません。 何万個に1つ、何百個に1つかは知りませんが不具合を含んだ品も流通している ので、作り始めてから「あれ、このロボット右手がないぞ」と気がついて慌てる ことのないよう、最初に調べて起きましょう。 電化製品でもホビーでも説明書を軽んじる人達がいますが、できるだけ時間を 作って最初に熟読する癖をつけたいものです。 初期不良を発見する以外にも組み立てのヒントになりそうなことが閃くかもしれ ませんし、より深くその商品を理解するためにも役立つはずです。